2013/01/20

「第5回インデックス投資ナイト」参加レポート その2

「第5回インデックス投資ナイト」参加レポートその1の続きです。

18:00からは、「第1部 I-1グランプリ2013お台場大会」が行われました。

I-1グランプリとは、個人投資家によるプレゼンバトル大会です。各自の持ち時間は5分間です。

出場者は下記の通り。

①河原あずさん
②ASKさん
③タカちゃんさん
④吊られた男さん

以下はプレゼンテーターの発言を引用したものであり、私の個人的解釈でまとめていますので、誤解・曲解があるかもしれないことを予めご了承下さい。(間違いがあった場合、ご指摘いただけるとありがたいです。)



◯エントリーナンバー1 河原あずさん。
テーマは「インデックス投資ナイトを知って個人投資家になった僕」

・2009年「第1回インデックス投資ナイト」に東京カルチャーカルチャーのスタッフとして参加した。
・当時の東京カルチャーカルチャーのスタッフでインデックス投資について理解している人は一人もいなかった。
・無謀なことをやったにも関わらず、席が満席となり、これは一体何なんだろう?とスタッフ内で騒然となった記憶がある。
・私自身投資をしたことが無かったが、妙にイベント自体に惹かれるものがあった。
・当時リーマン・ショック直後だったが、なんだかよくわからないが、参加者のみんなが経済の未来を信じている。この100人が集まったことが非常に魅力的に感じた。
・誰とは申しませんが、壇上のパネラーのトークバトルがやけに熱い。プロレスを見ているようだった。
・しかもこのイベントは一般のブロガーが作っていた。ここに非常に驚いた。
・イベント屋としてインデックス投資ナイトを見て、①手作りのイベントであり、個人投資家の個人投資家による個人投資家のためのイベントである。②有名人も一般人も対等に議論できる場である。③これだけの人が集まるコミュニティーである。常連さんもいるが、一見さんもおり、常にオープンなのがこのイベントの魅力。④シニカルな方が多いが、みな未来の可能性を信じている。⑤なんか面白い。
・この面白さをもっと知りたいと思い、インデックス投資を始めることになった。
・2009年6月のボーナスを原資に始めた。当時はリーマンショックからやや脱しつつあるところ。あと3ヶ月早く始めていればと悔やんでいる。
・投資の考え方は人生に役立つ。
・リスクとリターンの関係性については、人生についても一緒だと思う。
・ここで勝負すべきという局面で勝負する。ここで失敗したら怖気づくかもしれないけれど、成功したらそれなりのリターンを得られる。どのくらいのリスクがあって、どのくらいのリターンがあるかを分かっていれば、人生においてもチャレンジできる。
・また「グローバル」についても意識するようになった。
・日本にいながら、例えば全世界のインデックスに投資をすれば、世界の情勢に目を向けるようになる。
・お金が増えることよりも価値観の変化が重要だと考えている。
・お金は極端には増えない。それよりも日常生活でいかに自分に投資していくかが大事。投資の考え方を反映させながら、日々暮らしていくことが重要。
・投資の第一歩は?eMAXIS全世界株式インデックスを1000円買ってみては?リーマンショックなどで値下がりしてもたかが500円。
・アセットアロケーションなど細かいことは、始めてみて後から考えればいいじゃん。
・投資の入り口が「インデックス投資ナイト」で本当に良かった。ライブドアバブルの時に浮かれてアクティブファンドを買っていたらすごく後悔していたと思う(笑)
・来年も再来年もその先も、ずっとこのイベントを続けていって下さい。

(つばさ感想)
さすがにイベント屋さんだけあって、お話が上手かったです!プレゼン終了時も会場から大きな拍手が起きました。私が共感したのは、投資をすることによって、お金が増えることよりも価値観が大きく変わるということ。投資をしていなかったら私の人生ももっとつまらないものになっていたでしょう。(←大袈裟?いいえ事実です。)


◯エントリーナンバー2 ASKさん
テーマは「‘えーえすけー’の(積立て投資じゃない)ほったらかし投資術」

・チケットが取れなかったので、出場してみた(笑)
・スクリーンにパフォーマンスが表示されると会場から「おぉ〜!」というどよめきが。
・個人投資家歴は10年位。今のスタイルは2009年頃から。
・コア運用は超長期志向(買ったらあまり売らない)
・大きく動くことはめったにしない、取引回数は年に数える程度。
・運用可能資金の30〜50%程度を目安にキャッシュを保有。(リスクコントロールのため重要!)
・最適アセットアロケーションの目標は定めていない。
・証券口座へのアクセスは気が向いたときだけ(週に0回〜数回)
・まれに短期のトレードもやる。
・マーケットや金融・経済のニュースや情報はかなりウォッチしている。
・「リスクに見合った目標リターンを設定し、最適なアセットアロケーションを構築し、計画通り遂行すべき」これって本当にそうなの?
・最適なアセットアロケーションを計算するために重要とされるパラメータの前提が当てにならないのではないか?
・最適なアセットアロケーションをがちっと決めないで、ストライクゾーンから大きく外れなければOKという考え方もあるのでは?
・長く続けられることが重要。(理屈や合理性も重要だが、自分の気持ちや納得感も大切に)
・「適切なアドバイザーや専門家からアドバイスを受けるべき?」→長期運用の視点や資産全体の最適なバランスの観点からアドバイス出来る本物の専門家って日本にどれだけいるのだろう…
・みんなで気軽な相談や主体的な意見交換・情報交換ができる場があるといいかも!

(つばさ感想)
インデックスファンドだけでなく国内外の個別株にも投資しているようで、なかなかのリターンも得ているようです。アセットアロケーションについては、期待リターン、リスク、相関係数などのパラメータが当てにならないのではないか?と疑問をお持ちのようで、特にアセットアロケーションにはこだわりはないようです。私個人の意見でいえば、1%単位でこだわる必要も無いと思いますが、(有効フロンティアにこだわるかどうかはさておき)自分のポートフォリオがだいたいどれくらいのリスクなのかということを把握する上でも、アセットアロケーションを計算することは重要だと考えています。ただ、ASKさんの場合は個別株にも投資されていて、厳密にアセットアロケーションのリスクを求めるのは難しいので、キャッシュでリスクコントロールを行うというのは、なるほどな!と思いました。


◯エントリーナンバー3 タカちゃんさん
テーマは「スウェーデン投資について」

・みなさんこんばんわ、タカちゃんです!(キャッチー)
・「日本株式のパフォーマンスがひどい」「賃金が安くて苦しい」と思っている人は多いのではないでしょうか?
・そこでスウェーデンについて考えてみましょう!(会場笑い)
・社会保障を充実させて、貧困の少ない最小不幸社会を実現している。
・しかしながら、財政規律に厳しく、安定した経済成長も実現している。
・社会主義の実現しながら経済成長という一見、不可能な事をやっている。
・社会保障を充実させる為には経済成長して賃金を上げてしまうことが重要!
→弱い企業は助けない。
→リストラについては国は口を出さない。
→職を失った人で働く意欲がある場合には、国から手厚い失業給付の支給と充実した職業訓練が受けられる。
→職業訓練にかけるお金は対GDP比で日本の約4倍のお金をかけている。
→職業訓練して労働生産性をギリギリまで上げた人材を企業就職させて経済成長させる。
→賃金を上昇させ、そこから社会保障費をいただいて、現在、困っている人に給付する。
・スウェーデンでは過去4年間を見ると、消費者物価指数よりも賃金上昇率の方が高い。
・実質経済成長率を日本と比較すると、4年間ともスウェーデンの方が高い。
・株式パフォーマンスでも1996年からの比較で日本と比べると10%もスウェーデンの方が高い。
・スウェーデンの強さのポイント
→貧困の少ない最小不幸社会を実現している。
→経済成長がしっかりしている。
→安心して子育てできる環境や、強靭なセイフティーネットの構築など社会保障が充実している。
→長期的な株式パフォーマンスが良かった。
→世界に通用する強い企業が活躍している。例えば、H&M、IKEAなど。
→財政規律が厳しいため、国債の格付けも高い。

(つばさ感想)
タカちゃんさんのスウェーデンに対する熱い想いを感じる素晴らしいプレゼンでした(^^)スウェーデンでは、「企業」ではなく「人」に投資しているようで、日本でも同じようにしていたら、もっと日本も変わっていたのではないかと思いました。タカちゃんさんのおかげでスウェーデンファンも増えたのでは?


◯エントリーナンバー4 吊られた男さん
テーマは「投資なんて退屈でいいんです。人生面白ければ」

・投資なんて退屈でいいんです。人生面白ければ。人間だもの。 みつを(会場笑い)
・スウェーデンからインデックス投資ナイトへ戻します!
・投資に一生懸命なAさん、投資以外にも色々なことを楽しんでいる(仕事、合コン、合コン、合コン、合コン…)Bさん、どっちの人生がいいですか?
・投資が好きな人でAさんという人もいると思うが、でも私も含め多くの人はBさんだと思う。
・でもお金は大事!どう稼ぐ?
・お金を稼ぐ方法は3つ! ①他人に貢いでもらう!(笑)②投資③仕事
・①はネタなので②、③で考える(笑)
・仕事は頑張ったら、稼ぎが増える。
・投資は頑張っても、稼ぎが増えるかどうか分からない。
・投資と仕事だったら、確実に稼ぐことができる仕事を頑張った方がいいと思う。
・でも投資をしないのは、ちょっともったいない。
・プロのファンドマネージャーと互角かそれ以上のパフォーマンスをあげるツールがある。インデックスファンドというツールが。
・仕事を頑張りながら、投資はインデックスファンドで。
・投資なんかに時間をかけなくていい。ブログを年間300件書いた方が楽しい。(会場笑い)
・インデックスファンドに投資していれば、昼休みにトレードする必要がないので、仕事に集中できる!
・手間がかからないのに、プロたちと互角のパフォーマンスが出せる。
・インデックスファンドに投資して、好きなことやって、仕事も頑張って、充実した人生を!

(つばさ感想)
イケメンだった。


(全体を通したつばさ感想)
4名とも、とてもプレゼンが上手くて驚きました!5分間という短い時間にもかかわらず、皆さん伝えたいことがちゃんと時間内にまとめられていました。きっと何度も何度もリハーサルを繰り返して練習したんだろうな〜。「I-1グランプリ2013お台場大会」に参加された4名の皆さん、お疲れ様でした!!(ところで順位は…?)

レポートはまだまだ続きます。

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