2013/05/29

NISA口座での運用方法について(暫定版)(1)

来年1月から開始されるNISA(少額投資非課税口座)に向けて、どのような運用を行うか色々と検討してきました。


まず真っ先に思いついたのが、「ボロ株ファンド」。仮想ポートフォリオで検証中ですが、2012年10月19日からの運用成績も+78%となかなかのリターンを上げており、税制優遇を最大限活用できるのではないかと考えました。

その次に考えたのが、株式クラスのインデックスファンドを100%割り当てる方法。これについては以前、ブログ記事にもしました。(関連記事)こちらも税制優遇を最大限活用しようというものです。山崎元さんも同様の考えのようです。

(参考記事)山崎元「ホンネの投資教室」
第196回 日本版ISAでの正しい運用法


しかし、上記の2つの投資方法は、ある大事な前提条件の見落としがありました。それは、「NISA口座の損益については、他口座との損益通算が出来ない」ということです。


通常、複数の金融機関の口座で取引している場合でも、損益通算が可能です。

例えば、A口座・B口座の2つの口座で運用していて、

A口座 100万円の利益
B口座 50万円の損失

となっているとしましょう。この場合、実質的な利益は50万円(=100万円-50万円)となるため、課税対象は50万円になります。2014年以降の課税率は20.315%なので、課税額は、

500,000円×20.315%=101,575円

となります。


しかし、NISA口座の損益については、発生しないものと見なされるため、他口座との損益通算が出来ません。もし、利益の出ているA口座ならば何の問題もありませんが、運悪くB口座がNISA口座だった場合を考えてみましょう。

A口座(特定口座) 100万円の利益
B口座(NISA口座) 50万円の損失→損益は発生してないと見なされるため、プラスマイナス0円

課税対象額は、100万円(=100万円±0円)になりますので、課税額は、

1,000,000円×20.315%=203,150円

となります。

実質的な利益は50万円(=100万円-50万円)なのにも関わらず、課税額は通常の2倍(=203,150円÷101,575円)になってしまいました…


何がいいたいのかというと、NISA口座については、損失を出すと特定口座で運用しているよりも課税額が高くなってしまうため、リスクの大きい株式クラスを100%割り当てるのは、適切ではないんじゃないかということです。

じゃあ、どんな金融商品がNISA口座に向いてるのか?ということについては次回に書きたいと思います。

(次回へ続く…)

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