2014/04/04

各アセットクラスのリターン、リスク、相関係数(2009年〜2013年)


昨年、アセットアロケーションの検討のため、2009年~2012年まで(4年間)の各アセットクラスのリターン、リスク、相関係数を計算してみましたが、2013年のデータを加えて、改めて計算してみました。

(関連記事)2013/03/17 各アセットクラスのリターン、リスク、相関係数(2009年〜2012年)


計算条件は以下のとおり。

・計算期間は2009年〜2013年の5年間。

・データはSMTインデックスシリーズの月次リターンから算出。

・リターン、リスクは年率換算した値。


計算結果は以下の表のとおり。


○リターン(年率換算)


(クリックすると拡大します。)


○リスク(年率換算)


(クリックすると拡大します。)


○相関係数


(クリックすると拡大します。)


<リターンについて>

・過去5年間の年率平均リターンはすべてのアセットクラスでプラス。

・2013年は日本株式、先進国株式のリターンが特に高かった。

・リターンについては毎年の変動が激しいため、短い期間で計測した平均データをそのまま当てはめるのは危険。


<リスクについて>

・リターンと比べると毎年の変動は少ないが、2013年は日本REITのリスクが例年に比べて高かった。


<相関係数について>

・日本債券は前回全てのアセットクラスとの相関係数がマイナスだったが、今回は日本REITとの相関係数がプラスになった。また、他のアセットクラスとの相関係数もマイナスの幅が縮小した。



<まとめ>

・一般的に「過去のデータについては、リスク、相関係数はまあまあ使えるが、リターンは使えない」と言われていますが、リスク、相関係数についても毎年変動していることが分かります。

・自分のポートフォリオがどのくらいのリスクがあるのか把握することは非常に重要なことですが、有効フロンティア(最適なリスク資産の組み合わせ)を追い求めることはかなり難しいことなんだと思います。

・と、言いつつ有効フロンティアを追い求めたくなってしまう私は、「リターンは低めに、リスク、相関係数は高め」で、なるべく保守的に計算するようにしています。


今回の記事が何かの参考になれば幸いです。


<2014年9月22日追記>

・リターンについては、算術平均で計算していましたが、幾何平均で再計算しました。

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