2015/04/14

各アセットクラスのリターン、リスク、相関係数(2009年〜2014年)


昨年、2009年~2013年まで(5年間)の各アセットクラスのリターン、リスク、相関係数を計算してみましたが、2014年のデータを加えて、改めて計算してみました。

(関連記事)2014/04/04 各アセットクラスのリターン、リスク、相関係数(2009年〜2013年)


計算条件


計算条件は以下のとおり。


  • 計算期間は2009年〜2014年の6年間。


  • リターン、リスクは年率換算した値。



計算にはMicrosoft Excelを使用しました。


  • リターンはPRODUCT関数で算出。年率換算リターンはGEOMEAN関数で幾何平均を算出。

  • リスクはSTDEV.P関数で算出。年率換算リスクはSQRT関数で算出。

  • 相関係数はCORREL関数で算出。


計算結果


計算結果は以下の表のとおり。


リターン(年率換算)



(クリックすると拡大します。)


リスク(年率換算)



(クリックすると拡大します。)


相関係数



(クリックすると拡大します。)


リターンについて



  • 過去6年間の年率換算リターンはすべてのアセットクラスでプラス。

  • 2014年はREIT(日本REIT、先進国REIT)のリターンが特に高かった。

  • リターンについては毎年の変動が激しいため、短い期間で計測した平均データをそのまま当てはめるのは危険。


リスクについて



  • リスクはリターンと比べると毎年の変動は少ないが、2014年はすべてのアセットクラスが例年に比べてリスクが低かった。

  • 一番リスクが低いアセットクラスは、日本債券。



相関係数について



  • 相関係数については、前回(2009年-2013年)と比べて、変化は小さいものの変動している。

  • 他アセットクラスとの相関係数が一番小さいのは、日本債券。


まとめ



  • 一般的に「過去のデータについては、リスク、相関係数はまあまあ使えるが、リターンは使えない」と言われていますが、リスク、相関係数についても毎年変動していることが分かります。

  • 自分のポートフォリオがどのくらいのリスクがあるのか把握することは非常に重要なことですが、有効フロンティア(最適なリスク資産の組み合わせ)を追い求めることはかなり難しいことなんだと思います。

  • と、言いつつ有効フロンティアを追い求めたくなってしまう私は、「リターンは低めに、リスク、相関係数は高め」で、なるべく保守的に計算するようにしています。

  • リスク、相関係数の値を見ると、アセットアロケーションのリスク調整には、日本債券が最適だと思われる。

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